ママと絵本と子育てと

海外での出産子育ても経験した5学年ずつ離れた1男2女の母、絵本セラピストマミーのブログ

喧嘩。ギャングエイジの友達との絶交!

マザーズブリッジクラブからのセラピー、ワークショップのお知らせ

 

mothersbridgeclub.com

 

mothersbridgeclub.com

 

mothersbridgeclub.com

 

ここからが本文です

 

喧嘩

息子の卒業式
次女の幼稚園の修了式に続き
長女も小学校の修了式を終え
晴れて子供達は春休み真っ最中です
 
長女は修了式をもって、今のクラスは解散です。
新年度には進級に伴いクラス替えがあります。
アメリカに引っ越してしまうお友達もいて、なんだか名残惜しく、クラス全員で公園で遊ぶ約束をして帰って来ました。
 
修了式の日、帰宅後に、ものすごいスピードでお昼ご飯を食べて(いつもダラダラ食べるのに、早く食べられるのね。。。w)
飛び出すように公園に出かけて行きました。

 

程なく、泣きながらどんよりした顔で帰宅して、キッチンの端っこに背中を向けて膝を抱えて体育座り。

 

喧嘩してきたな??

とすぐにわかりましたけど、心の温度は計れません

ここで

「どうしたの? 嫌なことあったの? 誰? あなたに嫌な思いさせたの、誰??」

なんて聞いちゃいます?

 

ダメですよ!

 

子ども自身に心の葛藤を味あわせないと

理不尽な思いをしてきたなら、なんでだろう?と感じることも時には大事

喧嘩したその場にママもいたならばいいけれど

いないんですから

 

家に帰ってきた

私のテリトリーであるキッチンに入ってきた

自分の部屋があるのにね

そこに安心感を求めているんです

 

「おやつ食べる〜?」

「マミー、買い物に行くけれど、一緒に行く〜?」

「パン屋さんに寄ってみようか?」

 

と《あなたに心は向いているよ》と感じてもらってください

 

それからでもいいんです

「大丈夫? 話したかったら話してもいいんだけど、話してみる?」

と、優しく聞いてあげてくださいね

 

くれぐれも、身も蓋もないことは言わないでくださいね

「まったく、いつまで泣いてるの! グズグズしないの! どうせ誰かと喧嘩したんでしょう。 そんなお友達とは遊ばなければいいじゃない!!」

 

これでは、子どもの心の安心場所、安全だと感じる場所が小さくなってしまいます

 

ギャングエイジ

10歳頃を境に、発達心理学では子どものことをギャングエイジと位置付けます。

 

物騒な名前ですが

*グループ化して行動する

*親との約束よりも友だちとの約束が大事な時がある

*友だちグループでしかわからない秘密ごとを作りたがる

*親に嘘をつく(ばれるのにねw)

複数で少し冒険した行動をしてみたがる

などなどの特徴があります

 

かわいいギャングです

 

長女、買ってきたメロンパンをかじりながら

「Aちゃんと、絶交してきた!本当にムカつく!!もう一緒に遊ばない!!」

 

この言葉、確か少し前にも聞いたようなw

彼女とはよく喧嘩するね〜

 

人とのコミュニケーションは数多く体験してこそ

自己形成を進めていきます

 

うまく伝わらないこともある

誤解されることもある

「そんなこと、言うつもりじゃなかった」

「なんで嫌われたんだろう」

「ヤダヤダヤダ!」

なんてことは、大人になっても感じることがあります

 

「よし!謝ろう!」
「ま、そんなこともあるよね」

「グタグタ。。。。あぁ、もうやだ。。。」

いろいろ自分で心の整理方法も経験していくことです

 

モーリス・センダックの絵本

喧嘩して

嫌なこと言われたって傷ついて

嫌なこと言っちゃったって切なくなって

誤って

仲直りして

 

そうやって、コミュニケーション能力を高めなくてはね

 

きみなんかだいきらいさ (センダックの絵本)

きみなんかだいきらいさ (センダックの絵本)

 

 

 

「喧嘩したなら、遊ばなきゃいいじゃん!」

「Aちゃんに文句いってあげようか?」

 

なんて、言わないでくださいね

 

「そっか。そんなことがあったんだ」

だけでいいんです


すぐに解決を求めずに、少し遠くから見守る

子育てて見守るって結構難しいです

すぐに手も口も出てしまいがち

子供の心の成長を温かく見守りましょう

 

ちょうど、こんな記事も出ています

いつも勉強させてもらうPHP

よかったらご一読くださいね

family.php.co.jp

 

 春休みは曜日感覚が難しくなりがちですが

どんな時も

どんな場所でも

誰にでも

 

Love&Smileで接していたいです

 

良い週末を